東京、五反田のTOCビル13階においてJF日本フードサービス協会が主催・開催する「外食産業と農業とのマッチング商談会」に出展しました。日本フードサービス協会(通称:JF/ジェフ)は、日本の外食産業の発展と、豊かな食文化の創造に貢献するべく、農林水産省の認可を受け、1974年に設立されました。加盟社は正会員、賛助会員を合わせて800社を数え、外食産業関連で最大規模の組織となっています。日本の外食産業は、現在、市場規模で約25兆1816億円、従業員は約500万人となり、今や日本の雇用と地域経済を支える大きな産業へと成長を遂げました。人々のライフスタイルの変化に伴い、テイクアウトやケータリングなどを含め、一人ひとりの生活になくてはならない産業として発展し続けています。現在、外食産業を取り巻く環境は、依然として根強い消費者の節約志向や人手確保の困難性、物流コストの増加による原材料費の高騰等、課題が山積しています。そのため、外食産業の食材調達においては、従来と異なる付加価値の高いメニューやサービスを提供するための、新たな仕組みや戦略が求められています。そこで本商談会では、外食産業の実践的な仕入調達やメニュー開発、サービス開発のヒントとするため、外食産業のパートナーである協会賛助会員企業を中心に、全国の意欲的な農畜水産業の生産者団体やメーカー等とも連携し、有意義なビジネスマッチングの機会とするものです。弊社は農畜水産業の生産者団体の集まるブースの一角を占め、「きたかみ牛」を中心に試食、米や味噌の展示をしました。外食企業のみならず、商社・卸などの流通関係企業、ホテル、マスコミや学生なども多数来場されました。中には缶ビールを片手に各ブースの試食巡りをする猛者もいました!国産黒毛和牛の試食を行っているのは弊社くらいだったと思いますが、他ブースではアメリカンビーフ、オージービーフ、メキシカンビーフなど輸入牛の試食が目立っていましたので食べ比べができたのではないでしょうか。弊社のブースに2回訪れて、「きたかみ牛が一番おいしかったよ!」と言ってくれる方が沢山いましたので嬉しく思いました。新業態の構築と新食材の発見を求めて、こういった展示会やイベントに情報収集に来る方や、以前に東京の別のイベントでお会いした方との再会もできましたので良い情報交換ができたと思います。今すぐにビジネスに直結する話はなかったですが、名刺交換などでネットワークをつくることはできたと思いますので今後に生かしていきたいと思います。