FOODEX JAPAN2019

幕張で開催されたFOODEX JAPAN 2019を見に行ってきました!アジア最大級の食品・飲料専門展示会で、食品業界のビジネス拡大支援と最新トレンドを発信、世界各国からバイヤーが集まる食の祭典です。FOODEX美女子グランプリ受賞商品の発表もあり、国内の食についての関心も多いのですが、昨年、初めて行って気づいたのは、この展示会の主役は実は「海外の商品展示」であるということ。各ブースのつくりも日本のブースと違って非常に広くて、ゆったりとバイヤーと商品を挟んで話ができるように設計されており、お金をかけた高級感のあるブランドを意識したものでした(必ずしも全部ではありませんが)。デフレから抜け出せない日本と違って海外はしっかりと利益を確保しているからこそできることなのだと感じました。欧州ブースで「食は人間の胃袋に届くだけでなく、人の心にまで届くもの」という話がありました。EUとはEPAが発行されますが、これからはお互いに伝統を大切にパートナーとして高めあっていきましょうという言葉が印象に残りました。スペインのバルセロナから有名シェフが来て、ホタテと新里ねぎを使った料理の実演をして来場者にその料理をふるまう姿は(物産展やデパ地下で実演販売は見かけますが)国内の展示会ではあまり見られないスマートなものに映りました。国内展示では、県単位でブースが目立っていたのですが、残念ながら、岩手県のブースがそこにはありませんでした。やはり、このような展示会には出てほしいなと思いました。国内だけでなく海外を含めたこのような展示会に出展することは視野も広くしますし、様々な価値をもたらすと思うのですが・・・そんなことを思いながら東京を後にしました。