岩手に春到来!冬の間、除雪に勤めていた従業員も4月から戻ってきて会社内も賑やかになりましたが、いよいよ水稲の種まきの開始です。下の写真は播種機の画像ですが、大量に育苗箱が必要ですから種まきの前日などにあらかじめベルトコンベア式の播種機の土入れ機能を利用し、床土、播種、覆土を行います。これから約1カ月かけて57,000枚を播種します。昨年は62,000枚だったので5,000枚の減少ですが、昨年から導入した密苗(通常であれば10アールあたりの育苗箱は約20箱ですが、播種量を多くし、10アールあたりの苗の枚数を減らす手法)を今年はもっと増やしていき、作業効率を上げてゆきます。耕作面積が広いので圃場の維持管理だけでも精いっぱいな状況ですが、これから田植えを行い、気が遠くなるほどたくさんある水稲の管理作業を行って米がおいしくなるよう稲の生育を健全に向かわせる努力が始まります。日本の米作りは大変な努力が必要なのですが、毎年、その姿に頭が下がる思いです。努力が結ばれて実りの秋を迎えられるよう祈るばかりです。日本人が米作りの大変さ・尊さを忘れないように今年も情報発信に努めて参ります。